沿革

Consilioは、世界で最も評価されているeディスカバリー、ドキュメントレビュー、法務コンサルティングサービスのプロバイダーの1つです。

2002年にFirst Advantage Litigation Consultingとして設立され、当初は主に、電子保存情報(Electronically Stored Information, ESI)のビッグデータ問題に直面する多国籍企業のクライアント対し、フォレンジックのコンサルティングサービスを提供していました。 多言語データを処理するソフトウェアを構築していたTrue Data Partnersを買収することでテクノロジー面を強化し、データ処理やeDiscoveryサービスの分野にも展開するようになります。2005年末、ウェブベースのレビューテクノロジーであるGlobal RPMとセキュアなデータホスティングサービスを開始しました。

2006年から2010年にかけて、Consilioはヨーロッパとアジアに進出し、市場を開拓しました。またインドに拠点とするオペレーションチームを立ち上げ、グローバル化が進むクライアントに向けて、24時間のサポート体制を築きました。同時期にテクニカルコンサルティング分野の優秀な人材が加わったことで、eDiscoveryサービスやeDiscoveryコンサルティング、そしてドキュメントレビューサービスがさらに強化されました。

2010年初頭、国境を越える訴訟が増える中、クライアントの要請に応えるために、ヨーロッパとアジア市場の事業と投資の拡張を続けます。またこの期間に、業界トップのEnhanced Audio Reviewソリューションと、Global RPMレビュープラットフォームのテキスト分析ワークフローを導入しました。2013年、First Advantage Litigation Consultingは、社名をConsilioへと変更しました。

2015年Consilioは、Shamrock Capital Advisorsから多額の出資を受け、親会社のFirst Advantageから独立しました。Shamrockの支援により、ConsilioはBackstop LLP、Proven Legal Technologies、Huron Consulting GroupのHuron Legal、そしてEQDを買収しました。これらのビジネスが加わったことにより、Consilioの能力とソリューションはさらに強化されました。テクノロジースイートにBackstopのプレディクティブコーディングソフトウェアが追加され、Huron Legal、Proven Legal Technologies、EQDの実績ある法務コンサルティングサービスと強力なテクニカルスキルが加わりました。またウェブベースのプラットフォーム、Sightlineの最新版が導入されました。

2018年、Consilioは、プライベートエクイティの新たなパーティであるGI Partnersによる買収により、Advanced Discoveryと合併します。同年10月、Consilioは法務コンサルティングおよびサービスのリーダーとして高い評価を受ける、DiscoverReadyの買収を発表しました。これら2社により、Consilioの地理的フットプリント、テクノロジーイノベーション、そして専門知識がさらに拡張し、法律事務所や企業クライアントの素晴らしいポートフォリオが追加されました。