専門知識:
グローバルな調査
実証済みの実践的なアプローチと専門知識により、グローバルな調査のディスカバリー義務を果たしつつ、データプライバシー、機密情報、およびセキュリティ関連の規制を満たし、総合的な価値の創出を目指します。
グローバル調査に関する主な専門知識
データプライバシー、機密情報、およびセキュリティの国境を超える規制。外国語のレビュー。複数の規制機関の調整。タイムゾーンや厳しい期限による制約。グローバルな調査は、社内調査あるいは規制機関主導の調査かにかかわらず、不適切な管理によって複雑性、コスト、リスクが増すという特性があります。Consilioは、法律事務所や企業クライアントとの協力を通して、法規制へのコンプライアンスを強化し、下流のeDiscoveryのコスト削減するための深い専門知識を有しています。これらには、キーワードの交渉、国境を超えるデータ収集、さらには国境を超えるレビュー管理などが含まれます。
Fortune 100の多国籍企業が、FCPA違反の疑いでグローバル調査の対象となる
問題
従業員数が約50万人におよび、150ヶ国以上で事業を展開する多国籍企業が、外国の政府職員が関与する贈収賄、および会社の帳簿および記録の改ざんの疑いで、米国の司法省および証券取引委員会の調査を受けました。海外オフィスへの強制立入り捜索直後、同社はForeign Corrupt Practices Act(海外腐敗行為防止法)違反の可能性を米国の調査員に報告し、大規模な内部調査を開始しました。
当社のアプローチ
プロジェクトの要件を正確に把握し、ゴールとスケジュールとを整合させ、どのように価値を測定するかについて理解するために、すべてのパーティが多大な努力をもって取り組む必要がありました。
エンゲージメントの規模を4つのパラメータに基づいて定義:
- このコンサルティングには、世界中のロケーションからの何億にもおよびドキュメントの取り込みと保全が含まれていました。ラテン文字以外の言語を含む多言語の翻訳や、データの暗号化や暗号化されたデータの解読に関する専門知識、そして、データおよびプライバシー法に基づいて正確に方向性を示すことも求められました。
- 同社は、調査中における占有資産の保護のため、同社のデータ管理とデータアクセス制御を社外弁護士とConsilioに委託し、厳格な要件の一覧を提示しました。
- この案件は、地理的およびタイムゾーンに関する重大な課題を抱えていました. Consilioは9ヵ国でデータ収集を行い、12のタイムゾーンにわたる同時調査2件をサポートしました。
- 訴訟支援が1つの組織によって行われる一般的な案件とは異なり、Consilioは、3つの法律事務所、2つの会計事務所、そして当該多国籍企業のサポートを行いました。
結果
結果的に同社は有罪答弁を行い、答弁の内容と、海外のドキュメントの保全と、これらを入手するための多大な努力が司法省に認められ、有罪の影響や罰金を軽減することができました。同社の取り組みは模範的で、他の多国籍企業のモデルと成り得るとされました。Consilioは、内部調査を行う法律事務所を支援するにあたり、同企業にもたらされる結果を大幅に改善する責任を負っていました。推定された罰金額のおよそ40%、額にして数億ドルを削減することができました。
Consilioチーム:
- 4つの調査機関が利用するための、独立したデータセンターを3ヵ所に構築
- ドイツ、中国、ベルギー、ロシア、ギリシャ、イタリア、シンガポール、米国、英国から各国のデータ保護法に従ってデータを収集し、管理
- ドキュメントレビューのセキュリティ管理をカスタマイズ開
- 発大量のEメールを一括で解読および処理する、強固なカスタムセキュリテ
- ィプロトコルを導入中国語、日本語、韓国語のコーディングを決定するカスタムテクノロジーを導入することで、精度の高いデータキャプチャ、インデックス化、検索を実施ケーススタディの全文をこちらからご覧ください。
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